工房壱のヌメ革の製造工程について。ヌメ革とは?皮から革へ

工房壱のヌメ革の製造工程について。ヌメ革とは?皮から革へ


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世界に一つだけ!名入れ・メッセージなどが刻印出来るヌメ革小物
アルファベット大文字、小文字と数字、少しの記号からお好きな文字を刻印することが出来ます。
大切な方へのプレゼント、ギフト、ご自身だけの特別なアイテムとしてもオススメです。
記念品や贈答としてもご利用いただいております。
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皮」から「革」へ ~ヌメ革の製造工程~
工房壱の製品に使用している”革(天然皮革)”は動物の”皮”からつくられています。
ここでは簡単にですが「皮」が「革」になるまでの流れを紹介いたします。
工房壱のヌメ革の原皮は2種類。
ベルトやハンドル、カメラストラップなどの厚手の革はアメリカ、オーストラリアの牛皮を使用。
その他のキーケース、眼鏡ケースなどの小物の革は日本国内の牛皮を使用しています。
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原皮(げんぴ)~水漬け・背割り(みずづけ・せわり)
ヌメ革は牛の皮を加工したものです。
原皮はアメリカ、オーストラリアなどの遠くや日本各地から輸送されてきます。
腐敗を防ぐために、塩漬け・または乾燥処理をされた状態でタンナーの元へと届けられます。
皮に付着している血液や汚物などを取り除き、脱水された水分を補い生皮の状態にもどします。
牛皮は作業がしやすいように1頭分の皮を背筋に沿って半分に分け、脱毛、石灰漬けし皮革独特の柔軟性を得ます。
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鞣し(なめし)
鞣剤を皮に浸透させコラーゲン繊維と結合させることで、耐熱性・耐久性を与えます。
工房壱の革は兵庫県たつの市でつくられたドラムヌメ革で植物タンニン鞣しを施しています。
経年変化を穏やかにし耐熱性、耐久性に優れた特徴があります。
ここで皮から革に変化します。
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染色・加脂
染色用ドラムを使用し染色、加脂する。
染色とは染料を用いて革を希望の色に染める。
また、加脂とは油脂を用いて柔軟性や豊満性を与える工程です。
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乾燥
革中の染料や加脂剤を固着させるために乾燥する。
自然乾燥あるいは熱風乾燥や真空乾燥などがあります。
革の感触にとって直接的に影響する重要な工程です。
乾燥した後に革に適当な水分を与え、もみほぐし易くする。
バイブレーションステーキングマシンや空打ちにより革をもみほぐし、柔軟性や弾力性を与える。
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塗装
特別な色などに加工する場合、塗装をします。
外観の美しさを色と艶で強調するとともに、革の耐久性を得る事が出来ます。
おおがかりな塗装機を使用し銀面に塗布、乾燥までを行います。
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アイロン
革を伸ばしたり、艶出し艶無しにする目的でアイロンをかけ、美しいヌメ革の完成です。
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検査・出荷
色合いや品質を検査し工房壱にヌメ革として到着します。


房壱
〒657-0045
兵庫県神戸市灘区下河原通3丁目1番6号 1階
TEL 078-766-9067
FAX 078-766-9067
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